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2016-10-21

東京の住宅で家庭菜園を作るには?

近ごろ、都心に暮らす人にも関心が高い農業。家庭で食べるための旬の野菜を自分で作りたい人、食育のひとつとしてみんなで一緒に作物を育てている人など、その楽しみ方様々です。週末農園やシェア農園などもあり、自宅から離れた場所の畑をレンタルしている人も増えてきています。

でも、自宅から離れた場所に通うのは大変。東京都内のマイホームで家庭菜園を楽しみたい。そういう人も多いですよね。そこで今回は自宅での家庭菜園で作れる野菜をご紹介します。

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家庭菜園に必要なもの

広いお庭がなくても、ちょっとしたスペースやベランダがあれば家庭菜園は作ることができます。また、室内で小さな植木鉢やペットボトルを再利用したキッチン栽培でも、野菜やハーブの収穫が楽しめます。必要なものは、植えるための鉢やプランター・土・シャベルやスコップと植えたい植物の種(苗)で、それらを準備すればすぐに家庭菜園を始められます。

初心者にもおすすめの野菜

では、初心者でも育てやすい野菜にはどんなものがあるでしょうか。人気の5つをピックアップしました。

ミニトマト

簡単に育てられて収穫の楽しみが大きいミニトマトは、害虫もつきにくくて育てやすい野菜です。植えるためのプランターと苗のほか、野菜用の培養土やトマト専用の土と支柱が必要です。

きゅうり

ミニトマトに比べるとできる実の数が少ないですが、きゅうりも育てやすい野菜のひとつです。湿度に弱いので、梅雨時期の排水に気をつける必要があります。根を広く張るので乾燥に弱いです。水はしっかりやりましょう。また、プランターは少し大きめのものを用意し、他にも野菜用の土と支柱が必要になります。

ラディッシュ

丈夫で育てやすく、収穫までが早い野菜です。栽培も真夏と真冬でなければいつでもOKです。プランターのサイズは大きくなくても大丈夫。日当たりと排水に注意し、少し育ってきたら適度に間引きすると、しっかりした実のラディッシュになります。プランターか植木鉢、培養土が必要です。

じゃがいも

使い用途が多いじゃがいもも、実は家庭で作れます。春・秋のどちらでも植えられますが、春に植えたほうが初心者には育てやすいようです。植えた種イモが地表に出てしまうと緑色に変色してしまうので、こまめに土をかぶせてください。60cm以上の深さのある植木鉢かプランターと、専用の土、種イモが必要です。

ハーブ類

イタリア料理に欠かせないバジルは、丈夫で育てるのが楽なハーブのひとつです。日当たりのよい場所で水やりをこまめにすればすぐ育ちます。やわらかい食感のイタリアンパセリも、虫がつきにくいので初心者向けのハーブです。暑さに弱いので、真夏の日当たりには注意が必要です。

スペースをとらない室内でも簡単に始められるものがたくさんあります。道具や種、苗はホームセンターやインターネットなどで購入できます。育てやすいキットを販売していたり、お店によっては様々なイベントを行っているので、興味がある方はお店にいってみるのもいいかと思います。

菜園の新しい形、屋上菜園

ベランダやお庭のスペースを活かす方法のほか、最近人気の菜園に屋上菜園があります。住宅の屋上を使って野菜作りをするスタイルです。住宅の屋上を使うので、土地内にお庭のスペースが取れなくても、菜園にベランダを使うのが難しくても、マイホームで菜園が楽しめます。また、普通の地上のお庭と同様に、木や芝生を植えたり花壇やテラスを作ったりしてお庭作りも可能です。

屋上菜園は、広いスペースが使えるので作れるものの幅が広がりますが、ベランダなどに比べると直射日光や風雨など栽培環境が厳しくなりがちです。また、土ほこりが原因でトラブルになることも・・・。住宅の積載可能な重さは法律で決められているので、屋上菜園を始める前には専用業者または施工会社に相談することをおすすめします。

いかがでしたか?ちょっとした工夫で実現可能な家庭菜園。今まで諦めていた人もぜひ、マイホームで家庭菜園にチャレンジしてみてくださいね。

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