こんにちは。
今回は、60坪の土地に建てる、2世帯住宅の計画のコンペの発表となります。
クライアントの要望は、
・開放的な、吹き抜けのあるリビング。
・光がたくさん入る、明るい間取り。
・親世帯と子世帯の共有玄関の間取り。
・車がすっぽり入る、ビルトインガレージ。
・独立した書斎兼トレーニングルームのある間取り
・家事動線を意識した間取り。
・子供が遊べるバルコニー。
の以上です。
①「幸田真一建築設計事務所」の幸田先生の提案です。
南側に大きな空地を取り、さらに建物をコの字型に計画することで、日光が存分に入る設計となっています。
家の間に中に配置した、大きなバルコニーは家のどこからでもアクセスすることができます。
またあらゆる部屋にに光を注ぎ込みます。
クライアントの要望を満たしつつ、建築家ならではの提案が光ります。
②「アトリエ・エッジ空間研究所」の伏見先生の提案です。
外観は、美しいフォルムに仕上げられています。
また、玄関へ続く10mのアプローチは、料亭へ行くような演出があります。
南東に配置された、大きなプライベートテラスは、都心では味わえない魅力があります。
③「シゲルヒラキアーキテクト一級建築士事務所」の平木先生の提案です。
平面図を見てわかるように、真ん中がすっぽりくりぬかれた、ロの字型の中庭住宅です。
プライバシー性能と開放感を完全に両立させた、建築家ならではの提案です。
行き止まりのない回遊型の計画で、大人も子供ものびのび暮らすことが可能です。
同じ条件でも、これだけの異なったアイディアが出てきました。
あなたはどれがお好みですか?
次週もお楽しみに。