COMPETITION REPORTS

100坪弱の三角形の敷地を活かした住まい<後編>

2015-05-21

「100坪弱の三角形の敷地を活かした住まい」  <前編>はこちら
早速コンペの詳細をご紹介してまいります。
改めまして、いただいておりましたご要望は以下の通りです。
・庭を囲むようなプライベート性
・家族が自然に集まってくるような仕掛け
・わんちゃんが自由に走り回れるドッグランスペース
・友人を招くのに、内外共に楽しく過ごせる空間
・実用性とデザインを一体化させた住まい

さて、各建築家はどのようなプランを提案したのでしょうか?
まずは アトリエ・エッジ空間研究所 / 伏見 勇一 先生 のプランです。
こちらのプランのポイントは
・1フロアの平屋タイプ
・塀のように外壁で完全に囲い込む事でしっかりとプライバシーを確保

東西南北全てに小さな中庭が設けられており、どこにいても緑を感じられる工夫がされています。
家族も来客された方も、ゆったりとした時間が過ごせそうですね。




お次は 山崎壮一建築設計事務所 / 山崎 壮一 先生 のプランです。
こちらのプランのポイントは
・敷地を囲い込むようなブーメラン型の建物
・土地の広さを最大限に感じられる配置計画

広々とした庭先で、敷地に奥行きを感じられます。
デッキにドッグスペースも設けられており、わんちゃんへの配慮もうかがえますね。







最後は 田中剛建築設計室 / 田中 剛 先生 のプランです。
こちらのプランのポイントは
・まるで旅館の離れのような形状
・あえて庭を閉じ、一部外に抜く事でメリハリのある空間に

「ヒメシャラ」や「ヤマモミジ」などと木々の種類まで記載されており、細部にまで渡りコーディネートされている事が見受けられます。





今回も様々なアイデアが出揃いました。
皆様はどのプランがお好きでしょうか?
次回もご期待ください。

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