今回は、前回の狭小敷地とは対照的に郊外の100坪の敷地に建築する、
30坪の住まいについてレポートします。
敷地は広いので30坪の建物を建築するのに広さを気にする必要はありません。
お施主様は建物のご要望については細かなこだわりはありまでしたので、
間取りや外観も含めて建築家の提案次第ということになりました。
さっそく提案されたプラニングを見てみましょう。
1人目は山田建築研究所の山田先生です。
別荘地の山小屋を思わせるような切妻屋根の住まいの提案となりました。
外観デザインと実用性を兼ねた庇の出の大きな住まいです。
南側には広い敷地に通じるウッドデッキの大開口が特徴的です。
気持ちのよい住まい方が想像できます。
2人目は大藪元宏建築研究所の大藪先生です。
こちらは打って変わってスタイリッシュなデザインと、
都会的な間取り構成の住まいの提案となりました。
バスルームを南側に設け、バスルームからの眺望の良さを提案しました。
鉄骨造の階段をLDKの中央に設けたのも印象的です。
ビルトインの自転車置き場も印象的でした。
3人目は一級建築士事務所commaの神田先生です。
外観、間取りともに想像外の提案となりました。
大きな屋根を被せたカワイイ印象の外観デザイン、
間取りも捉え所のない特徴的な提案となりました。
1階と2階を1つの空間として捉えた予想外の提案となりました。
今回もおもしろいコンペとなりました。
次回もご期待下さい。
ベルクハウスの建築家と創る注文住宅