COMPETITION REPORTS

2世帯住宅コンペ

2011-04-14

こんにちは。
営業の黒木です。
今週は、建替えの2世帯住宅のコンペを紹介します。
今回の敷地の条件は、
南北に長い角地で、日当たりは良好。
ただ、容積率80%をめいいっぱい使っても33坪までしか
面積がとれない条件の中で、2世帯住宅のゾーニングをどの様に
計画するのかが最大の課題となりました。
では、早速コンペの方を紹介します。
一人目の建築家は、アトリエ・エッジ一級建築士事務所 伏見先生

1階に親ゾーンを持ってきて、プライバシーゾーンの区分けをしたプランです。
床面積をめいいっぱい使うのも必要ですが、光をどの様にして取込むかも
今回はかなり検討したようです。
デッドスペースを作らずに、小屋裏収納を広く取って収納スペースも確保しています。
二人目の先生は、田中剛建築設計室 田中先生

先生は、光が満ち溢れ、通風もとれ、東京郊外の空をどうやって独占するか。
と言う、大きなテーマでの提案です。
各方向の窓の位置、高さ、数を計算しながら程よい通風と採光を確保して
心地よい距離感でのプライバシーの確保が出来た提案になっています。
三人目の先生は、GOOG建築設計室 後藤先生

後藤先生は、建替えならではの既存樹木の活用も考えた計画をしています。
2階リビングと繋がっている広いバルコニーが、何とも気持良さそうな提案です。
建物全体が風良く通りそうで、気持の良い生活が想像出来るプランだと思いました。
以上が、今回のコンペの紹介になります。
普通に考えれば、2世帯住宅は、お家の坪数も広く必要だし
土地も広い土地じゃないと・・・
と思われる事が多いと思うのですが、33坪の空間の中でも
平面的ではなくて、空間(立体感)を検討・プランニングする事で、
程よいプライバシー関係を保てる2世帯住宅の計画は可能である事が、
お客様にもご理解頂けたコンペになりました。
私自身、
今後の建築家との家づくりが益々楽しみになるコンペでした。
では、また来週。
デザイナーズ住宅を創るならベルクハウス

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