ベルクハウス平元です。
今回のコンペは100坪の敷地の2世帯住宅計画です。
敷地は100坪、そこに奥様のお母様と同居の完全分離型の2世帯住宅を計画します。
敷地の広さに余裕があるので、建物には様々な提案が予想されます。
建築家の提案がとても楽しみな物件です。
POINT
・玄関2つの完全分離型の2世帯住宅。
・近づきすぎず、離れすぎず、お互いのプライバシーを確保できる間取り。
・生活時間帯が異なるので生活音の気にならない間取り。
・お母様住居は将来のことを考え平屋、ご夫婦世帯は2階建。
・敷地に余裕があるので駐車スペースや、将来、土地の一部を売却できるような可能性も。
・光をうまく取り入れられるような、平屋と2階建の建物配置、もしくは採光の工夫。
・コスト面も考慮。
3名の建築家はどのような提案をするでしょうか?
●シーズ・アーキスタディオの白崎先生
南側から「平屋~中庭~2階建」の建物配置で2階建て部分の1階部分も十分に光が入る建物配置を提案しました。
設けられた20帖ほどの広さの中庭はお子様が遊ぶには十分なスペースを確保、同時に両世帯の丁度よい距離感を保つのに役立ちます。
●遼設計室の大石先生
建物の中央部に中庭を設け、敷地の広さを最大限に活かしたダイナミックな提案でした。
平屋・2階建部分の配置も採光を考慮し、建物中央部の中庭からは光・風が建物全体に降り注ぎます。外観も邸宅と言うにふさわしい重厚感のある佇まいです。
コスト面が気になりますが、すばらしい提案内容でした。
●SOU建築設計室 清水先生
将来の土地の売却の可能性に配慮し建物を北側に配置、コスト面を重視しなるべく4角形に近くなるように間取りを組みました。少しでも無駄をなくすために2階部分が平屋にかぶさっている部分がありますが、その部分に水周りをまとめることで2階の物音もお母様居住スペースには影響がでないように配置が工夫されております。
一見おとなしく見えますが、コスト面に重点を置いた考え抜かれた提案でした。
以上の3名の建築家が、まったく異なる3様のプランを提案しました。
果たしてどの建築家が選ばれるのでしょうか。
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