COMPETITION REPORTS

「高台に建つ四季を感じる家」<後編>

2015-07-30

「高台に建つ四季を感じる家」  <前編>はこちら
本日はコンペで提案されたプランをご紹介してまいります。
今回は東京都某所、避暑地としても指折りの場所に高台から望む優雅な住まい提案をいたします。
ほぼ180°パノラマの絶景をどう取り入れていくか!
建築家のアイディアが期待されます。
さて、各建築家はどのようなプランを提案したのでしょうか?
まずは 有限会社 空間計画研究所・5 / 中町 仁治 先生 のプランです。
ほぼ平屋建ての提案です。
回廊をうまく使って、そこを通る部屋ごとのドラマが生まれるようにしています。
南からの長いアプローチからぐっと引き寄せるエントランスも魅力です。

長いアプローチのある家は、皆様も一度は住んでみたいと思った事があるのではないでしょうか?
空間に余裕を感じられる、贅沢なプランです。

お次は コエタロデザインオフィス / 阿川 宮鳥 先生のプランです。
崖の上にそびえ建つような、配置計画です。
その事により東の庭は、よりプライベートな空間へ。
一見2階建てに見える大きく抜けたリビングは、ハイサイドから明るさがふんだんに注いできます。

大屋根が二枚かかった外観がセンスのある別荘をイメージさせます。
明るいリビングもとっても気持ちが良さそうです。

最後は ㈱小林真人建築アトリエ / 小林 真人  先生 のプランです。
一枚で仕上がった広い面の屋根が、重心の低さ、重さをより際立させ落ち着き感を演出しています。
完全なる平屋。
こちらは、東~南を意識した配置設定になっています。
あえて高さを押さえており、高貴な雰囲気のある提案です。

楽しむ事に重点を置いた図面で、見ながら想像するだけでとてもわくわくしますね。

今回も様々なアイデアが出揃いました。
皆様はどのプランがお好きでしょうか?
次回もご期待ください。

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