皆様こんにちは。
あっという間に6月、梅雨の季節になりますね。
いかがお過ごしでしょうか。
さて、今回は前回に引き続き
「閑静な高級住宅地に佇む、プライバシーレベルが高く、そよ風を感じたい邸宅」<後編>です。
今回の建築家コンペ実例は、実にハイレベルなご要望とセンスを追求される内容です。
キーワードは下記の通りです。
・外からの視線を遮りプライバシー確保(外に閉じて中に開くというコンセプト)
・外とのつながりを感じられる中庭・バルコニー・天窓
・中庭は緑溢れるように設計
・各部屋から外の緑を感じることができる
・敷地いっぱいに建てる
・ビルトインガレージ
・車の往来が多いため高い遮音性を確保
・夏は日差しを遮るための庇や落葉樹を設置、冬は日差しを取得できるように設計
・高い防犯性を確保
・周りの家から見下ろされない
では早速3名の建築家の先生のプランをご紹介致します。
①アノット設計 松石先生の提案です。
外観からは想像できない土間空間一体のLDKです。
浴室周りも外を眺めることができるようになってます!
二階のベッドルームからもデッキへ出ることもできます。
②大坪和郎建築設計事務所 大坪先生の提案です。
こちらも、実に素晴らしい外観ですね!
ガレージと中庭を一体化させ、外部と内部とその曖昧さをもった空間です。
二階リビングの特性を活かした開放性高い空間に仕上がっています!
③仲摩邦彦建築設計事務所 仲摩先生の提案です。
一枚の大壁で囲まれた邸宅案です。
こちらも2階リビング案ですが、2段構えのダブルテラスがとても特徴的です。
壁側に収納を備え、すっきり度を徹底しています。
以上、3つのコンペ案が出揃いました。
いかがでしたでしょうか。
次回もお楽しみに!