皆様こんにちは。
紅葉の季節となりました。いかがお過ごしでしょうか。
さて、今回は先週に引き続き「美術館のようなモダンでスタイリッシュな住まい」<後編>をご紹介致します。
施主様のご要望は下記の通りです。
・美術館のような生活感のないモダンなテイスト
・白、黒、グレーを基調
・中庭が欲しい
・食卓のペンダントライト以外は全て間接照明希望
・玄関ホールは広く、インテリアになるお洒落な階段が欲しい
それでは、3名の建築家の先生によるプランを紹介して参ります。
①幸田真一建築設計事務所 幸田先生のプランです。
2階リビングに面するバルコニーにはアルミルーバーを設け、スタイリッシュな空間を演出かつ採光とプライバシーを確保しています。
約10帖のルーフテラスは、パラソルを置いて読書などが出来る安らぎの空間が計画されています。
②comma design office 神田先生のプランです。
緩やかな階段を上がるアプローチは、塀によって道路と区切られることで美術館のような落ち着いた空間を演出しています。
広々とした約5帖の玄関ホールには、オブジェとなるような抜け感のあるスケルトン階段を計画。
また、上部から光の落ちるバスコートや高窓から光が入るトイレなど、暗くなりがちなスペースに採光を取り入れる工夫がされています。
③イオンアーキテクツ設計事務所 池田先生のプランです。
玄関ホール奥にコートを設け、大きな窓から眩しいくらいの光が注ぐ気持ちの良い空間を演出しています。
また開口部はスリット窓を採用し、モダンな外観に合うデザインになっています。
以上、3つのプランが出揃いました。
いかがでしたでしょうか。
特許取得のこの建築家コンペ方式では、新しい創造や発見があります。
同じ敷地に同じ要望があってもそれを具体化する方法は様々です。
次回もお楽しみ!