皆様こんにちは。
麗かな春の陽気が続く頃となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
さて今回は、「採光と植栽が生活を彩る住まい」<後編>をお送り致します!
お施主様のご要望は以下の通りです。
・植栽を感じられる浴室
・天高のあるリビング
・リビングダイニングと一体感のあるバルコニー
・水回りを1階にし、2階は大空間に
・3階は生活感を感じない非日常スペース
・全体イメージは石とガラスと木材の調和が取れたホテルライク
それでは3名の建築家によるコンペプランをご紹介致します!
1. 株式会社元氣つばさ設計事務所 髙橋 先生
最初は株式会社元氣つばさ設計事務所の髙橋先生です。
1階の浴室には坪庭が設けられているため、緑を眺めながらバスタイムを楽むことができます。
2階に広がる26.9畳のLDKは、一部吹き抜けとなっており、5.3mの天井高を確保した開放感のある空間です。リビングの南東側には、屋外テラスを設けるのではなく、あえてインナーテラスを設けることで、リビングの延長として空間が連続し、利用方法も広がります!
3階にあるセカンドリビングは、2階のLDKからは少し距離があり、隠れ家のような空間です。居室からテラスや露天風呂を利用することが可能で、生活感を感じない非日常的なスペースとなっています。
2. 株式会社bond 上村 先生
続いては株式会社bondの上村先生です。
2階に広がるLDKは南東側にテラスが設けられ、風通しの良い空間です。
3階にはテラスに挟まれたワンルームが広がり、非日常的な空間となっています。また水回りを設置することで、ラウンジとして利用することも可能です!南東側のルーフテラスは、壁に囲まれたプライベートな露天風呂となっており、周囲の目を気にすることなく、露天風呂が楽しめます!
3. エアスケープ建築設計事務所 安藤 先生
最後はエアスケープ建築設計事務所の安藤先生です。
1階の寝室と水回りは、WICも含め一体で計画されており、コンパクトでありながらもゆとりのある空間となっています。
2階のLDKはキッチンを中心に、北西側にダイニング、南東側にリビングを配置することで、リビングが生活空間と緩やかに区切られ、落ち着いた空間が広がります。また北東側は屋根なりに天井をつくることで、5mの天高を確保した明るく開放感のある空間となっています。
3階は2階のLDKと吹き抜けを介してつながり、連続する空間となっています。洋室からつながるバスルームは壁を立ち上げることで、近隣の雑然を感じることなく、空を独り占めできる空間です。
以上3つのプランが出揃いました!
今回もお施主様のご要望を取り入れながら建築家のこだわりと工夫が詰まった三者三様のプランが登場しましたね。
いかがでしたでしょうか?
ご興味がございましたら是非一度駒沢展示場にお越しくださいませ。
次回もお楽しみに!