COMPETITION REPORTS

「グランドピアノが置ける音楽室のある住まい」<後編>

2019-01-24

皆様こんにちは。

風邪やインフルエンザが流行っていますが、皆様体調はいかがでしょうか?

 

さて、今回は先週に引き続き「グランドピアノが置ける音楽室のある住まい」<後編>です。

計画地の条件は、以下の通りです。

・第一種住居地域
・建ぺい率60%
・容積率150%
 
接道に対して左右の境界線が斜めの敷地になります。
 
それでは早速、3名の建築家によるコンペプランをご紹介致します。
 
まずは松井大輔建築設計研究所 松井先生の提案です。
 
 
接道に対して正対したプランになりました。
施主様のご要望の音楽室については1階に配置し、地面を掘り下げる事で防音効果を高めた造りになりました。
 
次は、田中剛建築設計室 田中先生の提案です。
 
高さ約9m、タイル貼りの大きな外壁が目を惹きますね!
玄関正面には中庭があり、これによって広々とした空間を演出しています。
 
最後は、anot-DESIGN 松石先生 西田先生の提案です。
 
 
低い場所でも5m近い壁を造り、壁で囲われたような外観になりました。
かなり存在感のある建物になります。
リビングに接続した音楽室は扉を開くことでより開放的になり、ミニコンサートのような演奏練習も可能となりました。
 

以上、3つのプランが出揃いました。

いかがでしたでしょうか。

このように建築コンペ方式では、建築家の経験を活かした三者三様のアイディアを提案して頂けます。

実際の建築コンペでは図面だけでなく、模型と共に提案して頂けるため、より一層家作りのイメージがしやすくなります。

是非、次回もお楽しみに!

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